問い合わせを受ける体制を準備する(ホームページ)
相談数を増やすには相談体制を顧客の都合に合わせることが重要です。
司法書士を含めて士業の方は相談を受けてなんぼです。前項ではマーケティングリサーチに関連して相談の敷居の低さ(どんな事でも相談してください)という姿勢について触れましたが、受任数を増やそうと思ったら、相談数を増やすことが重要です。
相談数を増やすには下記のように顧客の都合に合わせることが重要です。
- 依頼者の都合に合わせて平日夜間・土日祝日に電話相談予約を受け付ける
- 依頼者の都合に合わせて夜間・土日祝日も面談をする
- まだ御事務所に頼んでよいかどうか判断できない依頼者の都合に合わせて無料で相談を受け付ける
夜間の電話は携帯電話に転送して受けていただければ結構です。
また、土日祝日の面談に関しては予約が入った時だけ出所すればよいので負担はそれほど大きくありません。事務所が大きくなってもこれは続けてください。
また、相談をたくさん受けても最初のうちは受任率が上がらないかもしれません。しかし、数をこなすことが重要です。しっかりと相手の話を聞いて、依頼した場合のメリットが明確に伝わり、お話しもうまくなれば徐々に受任率は上がっていきます。歴史のある司法書士事務所などを見ていると、所長が面談した場合と若い先生が面談した場合では2倍も受任率が違うなどというのはザラです。
まずは数をこなせるようにホームページのしくみを考えましょう。
司法書士事務所の開業で重要なことは何か?9つのポイント
- 地元密着・営業範囲を決めて浸透させる(ホームページ・チラシ)。
- 見込み客の声を聞く事が重要、見込み客の声には事務所のポテンシャルを活かせるヒントが埋まっている(ホームページ)。
- 問い合わせを受ける体制を準備する(ホームページ)。
- ブランディング・差別化へ向けトピックス業務を1つは打ち出す(ホームページ)。
- 事務所理念を決める(ホームページ・名刺・事務所案内)。
- お客様の目に触れるものはイメージ戦略を軽視しない(封筒・ホームページ・名刺・事務所案内・ロゴマーク)。
- プロフィールは簡単に作成するのではなく、読んでもらうために作成する(ホームページ・名刺・事務所案内)。
- 写真は笑顔で撮影する(ホームページ・名刺・事務所案内)。
- 自分に合った他士業との交流機会を検討する。