司法書士の事務所案内(会社案内)
司法書士事務所の開業時に事務所案内をどうする
これから開業される皆様は事務所案内まで頭が回らない方がほとんどかもしれません。
近年は士業事務所でも事務所案内を作成するところが増加してきていますので、スタートの段階から積極的にこのツールの利用を考えてみましょう。
司法書士事務所の開業当初には以下のような用途で事務所案内を活用いたします。
- 開業の案内としてあいさつとあわせて郵送
- A4三つ折りサイズのものはダイレクトメールなどの送付時に同封
- 大手企業の場合、担当が稟議書を提出する時などに依頼されることがある
- 会計事務所など周辺士業の事務所にあいさつに行く時に手渡す
などです。
事務所案内の制作手段
- PowerPointでの自作
- 印刷屋さん(印刷会社)に制作依頼
- デザイン会社(デザイン事務所)に制作依頼
- ホームページを作る時にHP制作会社に制作依頼(事務所案内制作用のデータとHP制作用のデータは重複しますので、HPと紙媒体のデザイン両方の作業をしている会社であれば並行で制作することが可能です)
印刷屋さん(印刷会社)に制作依頼した場合にその会社の中の作業ラインで作業をする場合はデザイン性やプランニング技術がデザイン会社(デザイン事務所)と比べて劣る場合もございます。デザイン会社(デザイン事務所)に制作依頼した場合、外注で印刷屋さん(印刷会社)に依頼するのでマージンがのって金額が高く付く場合もございます。デザイン会社(デザイン事務所)の中には数多くの案件の請け負っているために、印刷屋さん(印刷会社)を外注先として複数抱えている場合がありますので、そのケースではスケールメリットと下請けの力関係で逆に値段が安くなるケースもございます。
ホームページ・事務所案内 同時進行のメリット
- コスト総額を下げることができる
- ヒアリング等ミーティングの時間を抑えることができる
- 2つのツールのコンセプトのブレを防げる
事務所案内(会社案内)制作工程
聞き取り
企画書の取りまとめ
掲載原稿の作成
デザインワーク・コピーワーク
確認作業と修正作業
作業終了
印刷
事務所案内(会社案内)制作で注意すること
HPと違い、事務所案内(会社案内)は渡す前に相手のことと、ニーズがわかる。
上記を考慮して事務所案内の制作を進めてください。
実際に事務所案内を持って行く時には相手の企業情報をある程度把握しているが多いので、資料は先方に合わせてセットするほうが先方にとっては都合がよく、事務所の説明から大きく外れた内容でなければ、これがよい対応であると言えます。
デザインされた総体的な内容の事務所案内と先方用にカスタマイズし、セットした資料を合わせてお渡しする。これがスマート配布方法です。